”モモ”色の三菱トライ”トン”ということで命名された「モモ//トン」! 今回は、毎年北海道で開催されているJAF公認のクロスカントリーラリーシリーズ「XCRスプリントカップ北海道」に参戦する、竹岡圭さんとモモ//トンの奮戦レポートをお届けする!!

文/ベストカー編集部
写真/三菱自動車、ベストカー編集部

■三菱トライトンの圧倒的な走破性能を武器に、XC-2クラス4位に入賞!!

 モータージャーナリストの竹岡圭さん(以下、選手)が代表を務める、圭rally projectの三菱トライトンが、9月6~8日に、北海道の帯広市を中心に開催されたXCRスプリントカップ北海道 第4戦 RALLY HOKKAIDO(全日本ラリーと併催)に参戦!

竹岡圭選手×モモ//トンの応援に、三菱自動車の中村達夫副社長(左から2番目)、トーヨータイヤの宇田潤一執行役員(左端)が駆け付けた

 竹岡選手が出場するのは、本格4WD・SUVがベース車両となるXC-2クラス。開幕戦では3台だった参加車両が、今回のラリー北海道ではなんと9台まで増加した、今注目&人気のクラスだ。番場彬選手、寺川和紘選手、タイのAXCR優勝者であるマナ・ポーンスリチャード選手など、ラリー経験豊富な選手が参戦するレベルの高いクラスとなっている。

 今回のラリー北海道は、国内屈指のハイスピードグラベルラリー。リバースコースで轍が深くなるため、コースオフやロールオーバー(横転)が多発する過酷なサバイバルラリーとしても有名だ。選手からは「魔物が棲む」と言われ、強豪選手も苦戦するラリーだが、竹岡選手はクラス4位でフィニッシュを果たした!

竹岡圭選手/山田政樹選手は強豪チームに続く4位入賞! 優勝は番場彬選手/梅本まどか選手、2位は寺川和紘選手/石川美代子選手、3位はマナ・ポーンスリチャ選手/キティサック・クリンチャン選手

 前戦ラリーカムイで3位、そして今回4位を獲得した竹岡選手に、相棒であるトライトンの印象を語ってもらった。

「すごく乗りやすくて、ドライビングもしやすいです。(全長5320×全幅1865mmの車体は)大きい、大きいって、みんなに言われるんですけど、乗るとそんなに大きさは感じないんですよ。今まで私、小っちゃいクルマでラリーをやってきましたけど、こっちのほうが私に合ってるみたいで、成績もいいし、なんだクロスカントリー向きだったんだ! っていうのを、今になって知る……みたいな感じですね」

車高が低いとフロアを打つほど深く掘れたグラベルコースを、モモ//トンは最低地上高の高さと4WDシステムを武器に踏破

 もの凄い凸凹の道も、トライトンの強靭なフレーム&シャシーを武器に、「行っちゃえ!」と全力アタックしていたという竹岡選手。得意の高速コース、パウセカムイやヤムワッカで、前走車に追いついてしまったことによるロスがなければ、さらなる上位フィニッシュもあったかもしれない。

 現在、表彰台常連のチームは速く、高い壁ではあるものの、その壁を越えられるように、「乗れば乗るほどタイムが上がって、私にもトライトンも伸び代しかないので頑張ります!」と語る竹岡選手。次の参戦時の進化に注目だ!

●三菱トライトン 公式ホームページ

●三菱自動車 公式X(旧Twitter)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。