今やほとんどのクルマで採用されているシャークフィンアンテナ。2000年代はじめころからは黒の折りたたみ可能なアンテナが全盛を極めたが、今はスタイリッシュなシャークフィンが主流。スズキ 新型フロンクスにも採用されたが、実はスズキ初。そこまでの道のりが超絶茨の道だったのだ。

文・写真:ベストカーWeb編集部

■今さら…なんて言っちゃダメ!! スズキ初のシャークフィン採用は茨すぎた

昨年末登場の新型スイフトもたしかにシャークフィンじゃない!!!!!!

 今や当たり前になりつつあるシャークフィンアンテナ。とはいえ軽自動車市場を見ると採用例はN-WGNカスタム程度とかなり少数派で、我らがN-BOXですらまだである。

 普通車は割と多い印象だが、スズキに限ってはこれまでシャークフィンを備えた車種は存在しなかったのだ。新型フロンクスから貼れてシャークフィンデビューしたスズキだが、採用されるにはかなり厳しい道のりであったという。

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■たしかにピッタリ!! これぞ英断!!!!!!!!!

シャークフィンがマッチしすぎ!! こだわり抜いたのはお見事

 スズキはご存じの通りコストを極限まで抑えることで知られているメーカーであり、やはり初採用のシャークフィンよりも既存のアンテナを装備することでコストが抑えられるのでは? という意見が多かったのだ。

 だが、チーフエンジニアの森田祐司氏いわく「既存アンテナも検討しましたが、デザイン的にもどうしてもシャークフィンを採用したかったのです。カッコよさ、そしてバランスを考えてもシャークフィンしか……」と語るほどの熱意であった。お見事すぎる完成度のフロンクスにはシャークフィンがピッタリであり、まさに英断!!

 つい先日姿がお披露目されたeビターラにも採用されており、これも素直にカッコいい。新型フロンクスを皮切りに今後登場するスズキの新型モデルには続々と採用されていくはず。こりゃ楽しみだ!!!!!!!!!!!

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