ダイハツの認証不正問題で生産販売がストップしていたトヨタルーミー/ダイハツトール。11月1日から適用される継続生産車に義務付けられた法規に対応した一部改良モデルが2024年12月9日に発売される予定だが、すでに受注は再開しているという。しかし、その先は? 新型モデルはどうなっているのか、今わかってる情報をお伝えしよう。

文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、CGイラスト(ベストカーが制作したもの)

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■現行モデルはいつまで販売?

 2016年にデビューしてから8年も経過しているのにもかかわらず、相変わらず人気のトヨタルーミー/ダイハツトール。9月の新車販売台数はルーミーが4位、1万495台、兄弟車のトールは1176台と売れ続けている。

 そんなドル箱といえるルーミー/トールだが実は2024年初頭に新型が登場予定になっていた。ダイハツの認証不正の問題によりパッソ/ブーン同様に開発をやり直す必要がでてきたため、新型が登場するのは2027年にずれこむ模様。

 つまり、現行モデルを2027年まで販売するということだ。最新情報によれば、そのまま販売するのではなく、2025年にビッグマイナーチェンジを受けるという。

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■新型のデビューまであと3年あまり、ビッグマイチェンの内容は?

 ビッグマイナーチェンジの内容だが、エクステリアのリフレッシュのほか、足回りの改良が行われる予定。ただ、ストロングハイブリッドとマイルドハイブリッドを持つスズキソリオに対抗するため、ロッキー/ライズに搭載済みの1.2L直3+モーターの「eスマートハイブリッド」が前倒しで搭載される可能性が高い。

 しかし、もともと持っているユーティティのよさ、使い勝手のよさ、優れたコスパは継続生産されてもその魅力は衰えないはず。先進安全装置を進化させながら生きながらえていくだろう。予想価格は180万~230万円だ。

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