平地が季節外れの暑さのなか観光客が「雪の回廊」を楽しみました。
冬の間通行止めとなっていた岩手県八幡平市の観光道路「八幡平アスピーテライン」の除雪作業が終わり4月15日に開通しました。

15日は八幡平アスピーテラインの開通式が開かれ関係者がテープカットした後、八幡平市の佐々木孝弘市長が「多くの人に雪の白さや迫力を楽しんでほしい」とあいさつしました。

そして午前10時、冬の間閉じていたゲートが開かれると次々に車が山頂へと走っていきました。

八幡平アスピーテラインは八幡平市と秋田県鹿角市を結ぶ全長27キロの観光道路で、日本一長い「雪の回廊」を楽しむことができます。

3月から行われてきた除雪が終わり5カ月ぶりに通行が可能になりました。

2024年の雪の回廊は当初暖冬の影響で低くなるとみられていましたが、3月まとまった雪が降ったこともあり最も高いところは6メートルと2023年より80センチ高いということです。

三倉茉裕子アナウンサー
「迫力満点、6メートルの雪の壁。青と白のコントラストがとてもきれいです」

15日は頂上付近でもこの時期としては気温が高く中には半袖姿の人もいました。

訪れた人
「暑いですね。春を通り越して初夏ぐらいな気分」
「上がってくる途中は雪が少なくて(山頂へと)来てみたらなんと素晴らしい」

この「雪の回廊」は5月上旬ごろまで楽しめる見込みです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。