ユネスコの無形文化遺産で、国の重要無形民俗文化財にもなっている広島県北広島町の「壬生(みぶ)の花田植(はなたうえ)」が2日、開かれた。
無病息災と豊作を願う伝統行事で、鞍(くら)やのぼりで飾り付けた牛13頭が田んぼに入って代かきをすると、70人の田楽団が登場。横笛や太鼓のお囃子(はやし)に合わせ、すげ笠姿の早乙女たちが横一列に並んで、田植え歌を歌いながら苗を植えていった。
約6千人の観客が昔ながらの田植えを見守った。(上田潤)
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