相次ぐヒグマの出没を受けて北海道は地域ごとにメスグマの捕獲目標数を定めていく方針案を示しました。

 「あつれきを抑える未然防除だけではなく個体数の増加もとめなくてはいけない」(酪農学園大学 佐藤喜和教授)

 札幌市で専門家などを集めて道が開いた「北海道ヒグマ保護管理検討会」

 道は相次ぐクマの出没や人身被害を受け、頭数管理のため生息地を道内6つの地域にわけメスグマの捕獲頭数の目安を定める方針案を示しました。

 2023年度の道内のメスグマの捕獲数は861頭で、上限の37%にとどまり、今後は被害状況の地域差を踏まえ捕獲を増やしたい考えです。

 道内のクマの推定生息数は2022年度時点で1万2000頭を超え、約30年間で2.3倍に増加しています。

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