中国から日本に茶の栽培方法を伝えたとされる栄西をしのび、吉野ヶ里町で茶会が開かれました。
吉野ヶ里町の旧東脊振村は臨済宗の開祖・栄西が中国から茶の種を持ち帰り日本で初めてまいたことから日本茶栽培の発祥の地とされています。
今シーズンの新茶ができる今の時期に合わせ、2日栄西の遺徳をしのぶ茶会が開かれました。
会場では町内で栽培されている「栄西茶」の煎茶や抹茶がふるまわれ、約200人の参加者たちはじっくりと味わっていました。
【参加者】
「習い事での抹茶とは別でおいしかった」
「煎茶が初めてだったのですごくよかった」
「やっぱりおいしかった。昔、お茶がどれくらい貴重なものであったかときょう再確認した」
主催者によりますと、高齢化の影響で「栄西茶」の生産者は約30年前と比べ10分の1以下の3人まで激減。
茶の文化を後世にのこそうと今後もイベントを開催し、人材確保につなげたいとしています。
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