北海道・函館に初夏の訪れを告げるスルメイカ漁が6月に解禁となり、初水揚げを迎えました。
ところが、イカ釣り漁師からは「イカはいないっての。(Q. 今日とれた量は?)20匹。もう休みです。商売になりません」「仕方ないもん。イカいないんだもん」などの声が聞かれ、初日の水揚げは約200kg。2023年の1.3トンと比べると6分の1以下と記録的な不漁となりました。
海産物の漁獲量の減少は深刻で、農林水産省によると、2023年の国内の漁獲量は282万3400トン。前の年を4.3%下回り、過去最低を記録しました。
影響は長年愛されてきた定食店にも及んでいます。
創業54年を数える「和定食 麦めし いとう」にも、漁獲量減少による値上げの波が。
以前は850円だった看板メニュー「さばの味噌煮定食」は、徐々に値上げされ現在は1100円に。
常連客からも今後の値上げに不安の声が聞かれました。
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