今治タオルの将来を担う人材の育成へ２年前に設けられた「今治タオルアカデミー」で新たに“感性系”の講座が５日、愛媛県今治市のテクスポート今治でスタートしました。
受講生代表・河上園子さん：
「卓越した知識や技を学び美意識を養う事で、創造性豊かなオリジナリティを発揮できる人材となる事を、お誓い致します」
このアカデミーはブランド力の向上のため、今治タオル工業組合に所属するタオルメーカーの経営者や従業員を対象に２年前に設けられ、「技能系」に続き新たに「感性系」の講座が開講。受講生は１８人で開講式では正岡裕志理事長が「ワクワク、ドキドキした気持ちで取り組んで」と激励しました。
１回目の講座ではクリエイター専門誌「デザインノート」の三嶋康次郎編集長が講師に招かれ、「読者に媚びていない雑誌を読むと感性が醸成される」など感性の鍛え方を指南しました。
デザインノート・三嶋康次郎編集長：
「基本ブランディング、あるいは感性っていうものは『選ぶ力』であるだろうと思ってます」
この講座は来年３月まで１０回開かれ今後、人間国宝の陶芸家・十四代今泉今右衛門さんなどアートや伝統工芸などの分野から一流の講師陣が指導にあたる予定です。
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