敦賀市教育委員会は11日、敦賀市の小学校が2023年度に健康診断の一部を実施せず、前年の診断結果を流用して県に虚偽報告していたと発表しました。
 
敦賀市教委によりますと、敦賀市内の小学校1校が2023年度、全児童の内科検診と歯科検診を実施せず、前年度の診断結果を流用して県に報告していました。
 
健康診断は、毎年6月末までに行うことになっていますが、2023年度はコロナ禍で期限の延期が認められたことで実施するのを失念し、2023年9月になり、養護教諭が前年の結果を流用したということです。
 
診断を実施していないことは学校医の報告で判明しました。この小学校は今後、説明会を開いて謝罪と報告をし、実施していない健康診断は6月中に実施するとしています。
 
県教委は「事実関係を確認し厳正に対処する」としています。

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