急激に手足が壊死(えし)し、死に至る恐れがある「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の2024年の患者数が、過去最多だった2023年を上回った。

武見厚生労働相は「わが国だけでなくて、諸外国においても増加傾向にある」と述べた。

「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」は、手足の筋肉の壊死を引き起こし、急激に症状が悪化して死に至ることもあることから、「人食いバクテリア」とも呼ばれている。

国立感染症研究所によると、2024年の患者数(速報値)が977人となり、過去最多だった2023年の患者数の941人を半年ほどで上回った。

武見厚生労働相は、手洗いや咳(せき)エチケット、傷口の清潔な処置など基本的な感染防止対策を呼びかけている。

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