唐津市で野生のイノシシから豚熱の感染が確認されたことを受け、13日からイノシシ向けのワクチン入りのえさの散布が始まりました。
こちらは、13日からイノシシ向けのワクチン入りのえさの散布が始まるのを前に、農林水産省や県の職員それに猟友会のメンバーら11人が、散布方法を確認している様子です。
6月6日、唐津市で野生のイノシシから豚熱の感染が確認されたことを受け、農水省は佐賀県を経口ワクチンの散布推奨地域に指定しました。
ワクチン入りのえさは感染したイノシシの確認場所から半径10キロ圏内の唐津市、玄海町、伊万里市の山林を中心に、13日と14日の2日間で合わせて1600個を散布する予定です。
【農林水産省動物衛生課 永田知史さん】
「なんとしてもここで食い止める、可能な限り抑え込んでいくということが極めて重要。九州は一大の養豚産地なので、佐賀から広げていかないということが極めて重要」
県内ではこれまでに唐津市東山などで4頭の野生イノシシの感染が確認されています。
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