境港市の高校でマグロの解体実習が行われ、生徒たちがプロの職人「割裁人」からさばき方を学ぶとともに、マグロを使った料理を味わいました。
生徒の前に横たわるのは、前日に境港に水揚げされた体長190センチ、重さ91キロのクロマグロ。境港市の境港総合技術高校であったマグロの解体実習です。
割裁人と呼ばれるプロの職人が、生徒の目の前で手際良くさばいていきます。
この特別授業は、全国有数の水揚げ量を誇るクロマグロに理解を深めてもらおうと、シーズンを迎えたこの時期に行われています。
授業には、水産物の缶詰など加工品について学ぶ食品・ビジネス科の3年生19人が参加、職人がさばいたマグロの身を小さく切り分けていきました。
この後、マグロの切り身を調理し、フライや団子汁など6品の料理を作りました。

生徒:
「海鮮丼が一番美味しかった。マグロが新鮮で身がプリプリしていて美味しい」

「これからも魚をさばいていくことが実習であると思うので、この経験を活かしてもっと上手くなりたいと思った」

生徒によるマグロ料理は、境港で16日に開かれた「まぐろ感謝祭」の会場で、来場者に振舞われたということです。

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