東北電力は6月26日、樋口社長が会見を開き、女川原発2号機の再稼働に向けて6月に実施予定だった2つの訓練について、実施時期が7月にずれ込む見通しであることを明らかにしました。

株主総会終了後、午後4時から始まった樋口社長の会見。この中で樋口社長は、女川原発2号機で6月に行う予定だった2つの訓練について、事前準備に時間がかかっているとして、7月以降にずれ込む見通しであることを明らかにしました。
具体的には、大型航空機の衝突などによる大規模な損壊を想定した「大規模損壊訓練」と、重大な原子力事故が発生した場合を想定した「シーケンス訓練」で、原子力規制庁が対応を確認するものだということです。

一方で、9月ごろを目指す再稼働のスケジュールに現時点で影響はないとしています。

東北電力 樋口康二郎社長
「7月にずれ込んだとしても7月ごろの燃料装荷。9月の再稼働に向けて頑張ってやっていきたいという、そういうことでございます」

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