岩手県大船渡市は7月2日、成獣のクマ1頭をハンターが駆除したと発表しました。
6月中旬から市内の一部地域に相次いで出没していたクマとみられます。

6月23日、大船渡市立根町の福祉施設に出没したクマ。
市内の立根町や猪川町を中心としたエリアでは、6月17日以降同じ個体とみられるクマが相次いで出没していて警察や市が警戒を強めていました。

市によりますと、6月28日の夕方、このエリアの近くにクマが出没しその際に集落の方向に向かったためハンターが猟銃で駆除したということです。

駆除されたのは体長が90センチほどの成獣で、福祉施設などに相次いで出没していたクマとみられています。

市は、複数のクマを見たという目撃情報もあることから、今後も出没の状況を注視して一定期間警戒を続けるとしています。

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