8日、白鷹町で発生した軽乗用車と普通乗用車の正面衝突事故で、亡くなった2人の身元が判明した。軽乗用車側が対向車線にはみ出したとみられていて、警察が事故の原因を調べている。

この事故は、8日午後2時20分ごろ、白鷹町滝野の国道348号で、軽乗用車と普通乗用車が正面衝突したもの。
この事故で、軽乗用車の助手席に乗っていた白鷹町鮎貝の土屋はるよさん(90)と、後部座席にいた荒木喜芳さん(70)の2人が全身を強く打ち、多発外傷によるショックなどで死亡した。

軽乗用車を運転していた白鷹町鮎貝の看護師・荒木十三子さん(64)は、くも膜下出血や腎臓損傷の大けが。
普通乗用車を運転していた白鷹町荒砥の団体職員・石川麻衣子さん(47)も、胸や腰の骨を折る大けがをした。

事故現場は緩やかなカーブの出口付近の坂道で、現場の状況などから、軽乗用車側が対向車線にはみ出し正面衝突したとみられていて、警察が事故の詳しい原因を調べている。
春の交通安全運動期間中、県内の死亡事故は初めて。

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