長崎大学は今年3月に行われた入学試験で出題ミスがあったと明らかにしました。

長崎大学によりますと、この春に入学する一般選抜の後期日程で薬学物と工学部の総合問題に誤りがあったということです。

このうち薬学部では与えられた問題から答えを出せなくなっていたため、受験した53人を正解として扱います。

工学部の問題は、影響を受けたとみられる受験生がいなかったとして、得点の調整はしません。

いずれも、受験生の合否に影響はないということです。

ミスは過去問題を扱う出版社からの指摘で発覚しました。

工学部では後期日程で解答用紙に不要な記号が記されるミスも分かっていて、大学は原因について「確認不足」としています。

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