県内では線状降水帯が発生する恐れはなくなりましたが、降り始めからの雨量が400ミリを超えているところもあり引き続き土砂災害に警戒してください。

対馬海峡付近に停滞している梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み県内では断続的に雨が降っていて、上天草市や人吉市で1時間に30ミリ以上の激しい雨を観測。7月10日の降り始めからの雨量は水俣市で400ミリを超えています。

この雨の影響で九州新幹線は熊本駅と鹿児島中央駅の間で始発から運転を見合わせていますが、まもなく運転を再開する見込みです。

気象台によりますと県内で線状降水帯が発生する恐れはなくなりましたが、県内では15日昼過ぎから夕方にかけて多いところで1時間に40ミリの激しい雨が降ると予想されています。

また、16日正午までの24時間雨量は多いところで80ミリに上る見込みです。

これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があり、少しの雨でも土砂災害が発生する恐れがあります。

気象台は引き続き土砂災害に警戒するとともに低い土地の浸水、河川の増水などに注意するよう呼びかけています。

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