週末のお出かけの参考になる桜スポット紹介の4回目は、尾花沢市・徳良湖。「桜」と「こいのぼり」の共演は今しか楽しむことができない景色だ。
県内の花見シーズンはまもなく終わりを迎えるが、尾花沢市の徳良湖は今がまさに見ごろ。
(リポート)
「例年より1・2週間ほど早いということですが、サクラが今見ごろを迎えています。時折風が吹くと桜吹雪が舞ってとてもきれいです。そして湖の上には、こいのぼりが気持ち良さそうに泳いでいます」
湖の周囲約3キロに、200本のソメイヨシノが並ぶ徳良湖。18日時点で満開となっていて、場所によっては散りはじめ。はかなくも美しい桜吹雪も見られた。
そして、桜とともに目を引くのが、140匹に上るこいのぼり。
市によると、例年は5月に入ってから咲く「遅咲きの桜」と「こいのぼり」の共演が見られるという。しかし今年は早く開花したため、20日・21日が「桜」と「こいのぼり」の両方を楽しめる最後のチャンスだという。
湖を訪れた人たちは、満開の桜からひらひらと舞う花びらと、青空を悠々と泳ぐこいのぼりがつくり出す風景に見入っていた。
(大阪府から)
「孫が今年初めて端午の節句を迎えるので、こいのぼりで一層テンションが高くなった。サクラとこいのぼりはうれしい。空気がとてもおいしいので吸い込もうかなと思って」
(天童市から)
「ここだけが『まだ咲いている』とのことだったので来た。徳良湖のサクラは初めて。すがすがしくなるからいい。こいのぼりと同時に楽しめるのは徳良湖ならでは」
(和歌山から)
「和歌山はもう散っているのできれいです」
(天童市から)
「どこのサクラもきれいだが、散り始めの今が一番きれい」
こいのぼりは、サクラのシーズンが終わった後も、5月下旬ごろまで楽しむことができる。また、5月3日~5日には恒例の「徳良湖まつり」が開かれ、さまざまなイベントも予定されている。
きれいなサクラと、湖の上で気持ちよさそうに泳ぐこいのぼりに心が癒される。
18日の時点でまさに満開…。
今後、強い風が吹くと花が早めに散る可能性もあるため、早めに楽しんでほしい。
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