宮崎市が5年後をめどに開設を進めている児童相談所について、宮崎中央公園の一部が建設候補地となることが分かりました。
(秦萌記者リポート)
「児童相談所の建設候補地となるのが、市民の皆さんに馴染みがあり、アクセスもしやすい宮崎中央公園の一部です。」
施設の仮称は「みやざきこどもセンター」科学技術館の隣にある宮崎中央公園の日本庭園部分、市所有の6000平方メートルの敷地が建設候補地です。
宮崎市は、去年11月から有識者でつくる検討委員会を開催。そこで出た意見を踏まえ、保健所の駐車場や栄町街区公園など市有地6カ所の中から、立地が良く、警察や保健所などと連携が取りやすい中央公園を選定したということです。
建物は2階建てで、児童相談所と、保護された子供が過ごす一時保護所に加え、こども家庭センターや地域子育て支援センターなど既存の子育て支援機能を集約し、相談しやすい体制を作ります。事業費は、23億2000万円から29億6000万円を見込んでいます。
(宮崎市子ども未来部 富田智美部長)
「色々な機能があることで、子連れ家族や子ども自身も来やすく、相談に繋がりやすいのが1つの大事な要素。」
宮崎市は来月市民説明会を開き、7月頃に基本構想を公表する予定です。宮崎市は5年後の2029年4月までに児童相談所を開設したいとしています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。