子どもたちが描く未来の空の旅とは。

23日、JALが小学3年生から6年生を対象に開催したこども未来開発本部では、小学生が礼儀正しく名刺交換をしていました。

パイロットなどが講師を務め、空の旅のサステナビリティーについて学ぶワークショップです。

ただ、そうは言っても小学生にとってサステナビリティーは、まだまだなじみのない言葉のようです。

まずは羽田空港にある見学施設「SKY MUSEUM」で、サステナビリティーとは何かを学びます。

意外と知らない身近な取り組み。
体験を通じ、理解を深めた後は自分たちで人や地球に優しい空の旅を考えます。

小学生からは「飛行機に使える海ゴミで機体をつくる。海ゴミも減らせるし飛行機もいっぱいつくれる」「CAとかパイロットの服をリサイクルできる紙でつくる」などのアイデアが次々とあがりました。

JALの役員が見守る中、発表会も行われ子どもたちのアイデアは今後の事業に生かされます。

小学6年生(11):
(サステナビリティー)は聞いたことはあったけど意味は知らなかった。知れて良かった。

小学4年生(9):
将来の夢がアナウンサーで、色んなモノに触れたかったから応募して来た。“優しいこと”を考えるのが楽しかった。

子どもたちとJALの社員が一緒になって考える“夏の自由研究”。
オーバーツーリズムや環境負荷などの課題に取り組むJALにとって、子どもたちの自由な発想はアイデアの宝庫だといいます。

日本航空CX本部・崎原淳子副本部長は「お子さまなりの新しい柔軟なアイデアが、我々大人では思いつかないところがあるので、我々も学びながら教えることで気づくこともあるので、(子どものアイデアは)色んな形で取り入れられるように検討していきたい」と話しました。

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