夏の高校野球長崎大会は、24日から準々決勝です。

第1試合では長崎日大と総附が対戦し、1点を争う好ゲームとなりました。

準々決勝の第1試合は2023年の秋と春の県大会、そしてNHK杯を制した長崎日大に、甲子園初出場をねらう長崎総科大附属が挑みます。

試合は、白熱した投手戦に。

18歳以下の(U-18)日本代表候補になっている長崎日大のエース・西尾が140キロ越えのストレートを武器に相手打線を抑えます。

一方、総附のエース・増永は自慢の制球力でスコアボードにゼロを並べます。

試合が動いたのは5回表。

長崎総大附は、ヒットとバントで1アウト1、3塁。

先制のチャンスに8番・大久保。

レフト線へヒットを放ち、長崎日大から待望の1点を奪います。

同点に追いつきたい長崎日大は6回裏、2アウト3塁としますが、総附のピッチャー・増永を攻略できません。

結局、総附が1対0で長崎日大を破り、準決勝進出を決めました。

長崎総科大附属 大久保瑛音 選手
「どうにか先制点をピッチャーにあげて楽に投げさせてあげたいと思って打席に立った」「あと2校に勝ってこのままの勢いで甲子園に行きたい」

優勝候補とされた長崎日大の夏が、終わりました。

長崎日大 西尾海純 投手
「エースとしての意地で甲子園に連れて行ってあげたかった」「悔いがありますとは言いたくない。やりきったな、全員野球で声絶やすことなく声を掛けてきたので良いチームだった」

長崎総科大附属は7月27日に、25日の準々決勝に臨む九州文化、もしくは清峰と対戦します。

そのほかの結果です。

第二試合、大崎と鹿町工業は大崎が5回に一挙3得点をあげるなど、鹿町工業を寄せ付けず準決勝進出を決めました。

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