手足や口に発疹ができる感染症「手足口病」の患者が岩手県内で増加していて、7月21日までの1週間の県平均が2024年初めて警報の基準を超えました。

県によりますと、7月15日から21日までの1週間に県が指定する医療機関で確認された手足口病の新規患者数は、1医療機関当たり6.18人で、6週連続で増加しました。

県平均が警報基準の5人を超えるのは2024年初めてです。

保健所別では、二戸が11.5人、久慈で10.0人、一関で9.0人、中部で7.33人など、6つの地域で警報の基準を超えました。

県は十分な手洗いやタオルの共用を避けるといった対策を呼びかけています。

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