「事故から子供の命を守る」。愛媛県松山市で7月31日、保育士らを対象にした救命講習会が開かれました。
救命講習会は松山市消防局で開催。新居浜市の保育園で去年、男の子がリンゴを詰まらせ意識不明になっている事故を受け行われました。
2回目の今回で講習に臨んだのは、松山市内の保育施設の責任者クラスの保育士ら約50人です。
講習会では県立中央病院小児医療センターの医師が、乳幼児は食べ物などが詰まって呼吸ができなくなって心停止するケースが多いと説明。119番通報したあと救急車が来るまでの間に心臓マッサージなどの救命措置をすることが大切などと話し、参加者はメモをとりながら真剣に聞き入りました。
また参加者は子どもがノドにものを詰まらせた場合、胸を強く押したりうつ伏せにし背中を強くたたいたりしてはき出させる方法などを実践しました。
参加者:
「実際ノドに詰めそうになって手を突っ込むこともあったんですけど、こういうのをとっさにできるのは大事。こういう研修は大事だと思う」
松山市消防局救急課・北岡和高主幹:
「日々シミュレーションとか想定をしていれば、いざの時動けると思う。日々こういった研修に出ていただいて子供の安全を守ってもらいたい」
松山市消防局は「それぞれの現場できょう学んだ知識を伝えてほしい」としています。
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