サッカーJ2・モンテディオ山形は、3日、アウェイで4位の岡山と対戦した。山形市出身、加入したばかりの土居がさっそくゴールを挙げ1対1で引き分けている。

山形がこの夏完全移籍で獲得した山形市出身のミッドフィルダー・土居聖真。
ジュニアユースから20年間、J1・鹿島で磨いてきたそのテクニックで得点力不足を解消しチームを引き上げる役割を担う。

トップ下に入った土居は前半35分、イサカの鋭いクロスに飛び込む。わずかに合わなかったが、ディフェンダーの背後から前に飛び出すスピードは圧巻!
さっそく“違い”を披露する。

後半8分、コーナーキックの流れから先制されるが、その4分後、ディサロの巧みなパスからイサカが抜け出す。
「次チャンスが来たら仕留めようと思っていた」という土居。
前半と同じような形から今度はしっかりと決めた修正力は見事だった。期待に応える土居の移籍後初ゴールで同点に追いつく。

その後は岡山に何度もチャンスを作られ、この試合合わせて山形の5倍・20本のシュートを浴びるが、ゴールキーパーの後藤雅明がファインセーブを連発ししのぐ。

後半38分、土居に代わって入った後藤優介のシュートがクロスバーに弾かれ勝ち越すことはできなかったが、中断前から連敗せず勝ち点1を手にした。
順位は変わらず13位。

(MF#88・土居聖真選手)
「追加点は取れなかったがアウェイで勝ち点1、最低限のところは貢献できたかなと思うし、僕自身スタートなのでもっと良くしていきたい」

山形の次節は8月11日、ホームで9位の徳島と対戦する。

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