名古屋市名東区の「ピースあいち」で、戦争の悲惨さを漫画で伝える「マンガと戦争展」が行われています。

 ピースあいちでは、原爆や特攻などを題材にした漫画作品がパネルも使って展示されています。

 名古屋空襲を生き抜いた母親の実体験を元に、愛知出身の作者が描いたノンフィクション漫画は、空襲に怯え身近な人や町が失われていく不条理な経験が、主人公の目線で語られています。

 多くの人が犠牲になった目を覆いたくなる光景も、漫画によって今も語り継がれていて、戦争体験者が減りゆく中、若い世代も真剣に見ていました。

 この展示は9月14日まで行われています。

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