生活保護の申請は前の年の同じ月と比べると、ことし1月まで13か月連続で上回ったあと、2月以降は2か月連続で下回り、その後、4月から2か月連続で増えています。
また、生活保護の受給をことし5月に新たに始めたのは2万894世帯で、前の年の同じ月に比べて1047世帯、率にして5.3%増えました。
生活保護を受給している世帯は全国で165万1829世帯と、前の年の同じ月に比べて3728世帯、率にして0.2%増加しています。
厚生労働省は「生活保護の申請件数は、直近10年の同じ月で見ると最も多く、物価上昇の影響が国民生活のさまざまな面で生じている可能性がある。生活に困っている人はためらわずに自治体の窓口に相談してほしい」と、コメントしています。
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