医療に関心のある高校生を対象にした心臓病教室が7日、福井市内の病院で開かれました。
  
この教室は、心臓病や高血圧など循環器疾患を専門に治療している福井循環器病院が毎年、夏休みに開いていて、今回は県内の高校生33人が参加しました。
  
このうちAED=自動体外式除細動器の体験では、訓練用の模型を使って心臓の状態を確認したり、電気ショックを与えたりと、実際の救命措置を学びました。
  
生徒たちは参加したきっかけについて「医療に関心があったから」「祖父がカテーテル治療していたから」などと話していました。

福井循環器病院の田中弘一マネージャーは「特に心臓は難しいイメージがあるが、病気や治療について知ってもらいたい。難しいものではないと分かってもらえば」と話していました。
  
生徒たちはこのほか、心臓カテーテルのシミュレーションや心臓の超音波検査などを体験しました。

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