8月8日、江戸時代の寺子屋を体験できる催しが岩手県盛岡市の寺で開かれました。
夏休み中の児童たちが宿題に取り組み、座禅にも挑戦しました。

これは子どもたちの学習支援を目的に、江戸時代に読み書きや計算などを教えていた寺で学んでもらおうと、盛岡市仁王地区の福祉推進協議会が毎年開いています。

2024年は市内の龍谷寺で近くにある仁王小学校の児童など約50人が、ボランティアの高校生や大学生に教わりながら夏休みの宿題に取り組みました。

児童
「(高校生の教え方は)分かりやすかった。勉強が終わって好きなことができる」

勉強のあとは寺の本堂で座禅を体験。
児童たちは背筋を伸ばして10分間ほど座って精神を統一し、周囲の音に耳を澄ませながら心を落ち着かせていました。

児童
「(精神統一は)いつも感じられないことだから良い体験ができた」

寺子屋の終わりには暑い日にぴったりのかき氷が振る舞われ、児童たちは満面の笑みを浮かべて味わっていました。

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