秋田県北秋田市の伊勢堂岱遺跡のイベントに手作りの土器や土偶を展示しようと、ボランティアガイドの小中学生が制作に挑戦した。
遺跡でボランティアガイドを務める小中学生7人は、7月26日から作業に取りかかり、陶芸教室の講師から指導を受けながら土器と土偶合わせて13点を作った。
8月16日は土器を焼く作業、いわば仕上げが行われた。
ジュニアボランティアガイド・坂本真穂さん:
「なるべく本物に近づけられるように、細かい模様などをきれいに作るところが大変だった。頑張って作ったので、細かいところまでしっかり見てほしい」
伊勢堂岱縄文館・中嶋俊彦館長:
「中には残念ながら割れてしまったものもあったが、縄文人がどれだけ土器作りに苦労したか、工夫をしたかということを知るための勉強になったので、今回の土器作りは良かったのではないかと思う」
土器は9月14日の縄文まつりで展示される。
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