政府の「女性の職業生活における活躍推進プロジェクトチーム」は2日、男女の賃金格差について都道府県別のランキングを公表した。
厚生労働省が作成した資料によると、格差が最も大きかったのは栃木県で、男性の一般労働者の給与を100とした場合、女性の一般労働者の給与は71.0だった。2位は茨城県(72.1)、3位は長野県(72.8)、4位東京都(73.0)、5位愛知県(73.2)、6位山梨県(73.5)、7位岐阜県(73.6)、8位滋賀県(74.3)、9位三重県(74.7)、10位福島県(75.3)だった。
逆に最も格差が小さかったのは高知で80.4、次いで岩手(80.3)、長崎(80.2)だった。
また、男女間賃金格差が大きい地域では若年女性の流出が進むという“緩やかな相関関係”があるとしていて、賃金格差1位の栃木県では、20~34歳未婚者の男女比が女性1:男性1.316と、男性が3割以上多い不均衡になっていた。2位の茨城も女性1:男性1.335だった。
以下、男女間賃金格差のランキング。
1位 栃木(71.0)
2位 茨城(72.1)
3位 長野(72.8)
4位 東京(73.0)
5位 愛知(73.2)
6位 山梨(73.5)
7位 岐阜(73.6)
8位 滋賀(74.3)
9位 三重(74.7)
10位 福島(75.3)
10位 北海道(75.3)
12位 大阪(75.5)
13位 静岡(75.6)
14位 神奈川(75.7)
14位 熊本(75.7)
14位 福井(75.7)
17位 愛媛(75.9)
18位 千葉(76.0)
19位 宮城(76.1)
20位 香川(76.2)
20位 福岡(76.2)
22位 兵庫(76.3)
23位 石川(76.5)
24位 徳島(76.6)
24位 鹿児島(76.6)
26位 群馬(76.7)
27位 富山(76.8)
28位 大分(76.9)
29位 新潟(77.1)
30位 京都(77.2)
31位 広島(77.3)
32位 青森(77.4)
33位 山口(77.5)
34位 埼玉(77.7)
35位 沖縄(78.1)
36位 島根(78.4)
36位 佐賀(78.4)
38位 山形(78.5)
39位 岡山(78.7)
39位 和歌山(78.7)
41位 鳥取(79.0)
42位 宮崎(79.2)
43位 奈良(79.8)
44位 秋田(79.9)
45位 長崎(80.2)
46位 岩手(80.3)
47位 高知(80.4)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。