9月に入り、朝晩の暑さも少しずつ和らぎ、秋の気配を感じるようになってきました。

さて、秋は「食欲の秋」ともいいますが、秋を感じる魚と言えばそう「サンマ」です。

少しずつお店に出回るようになった「サンマ」について取材しました。

鹿児島市中央町にある鮮魚店です。

さまざまな魚介類が並ぶお店に、秋を感じるものがー

秋太郎に、サバ、そしてー

庄村奈津美記者
「コチラのお店では9月2日から秋の味覚サンマが店頭に並び始めたと言うことです」

ここ数年、不漁が続いていたサンマ。

水揚げが多い北海道根室市で2023年よりも豊漁ということもあり、遠く離れた鹿児島でも市場では、2023年よりも安い価格で取引されているということです。

こちらの店でも北海道から届いたサンマが2023年より100円ほど安い1匹、250円で並び早速、買い求めるお客さんの姿が。

東京から帰省すると、よく立ち寄っているということです。

サンマを購入
「母にお土産に。鹿児島に帰ってきたらいつもここに寄るので。東京とか1尾600円とかで買えないので、『あ!買える』と思って。お昼にいただこうと思います」

季節の移ろいを“味覚で楽しみたい”というお客さんもー

サンマを購入
「秋ですね。昔はサンマは安かったのに最近高いよね。やっぱり秋の味覚として1回ぐらいは食べなきゃね」

さかな卸センター代表・福重幸雄さん
「先週ぐらいからたずねる方がいる。『サンマはまだなの』って感じで。秋になればサンマが食べたいという気持ちが強くなるのかな。(サンマは)刺身もいいけどやっぱり焼き魚が一番いい。煙を出しながら食べてもらえたら」

台風やしけの影響が少なく漁ができれば、10月いっぱいはサンマを楽しめると言うことです。

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