愛媛県松山市の中島沖で12日、松山海上保安部の巡視艇がイルカの群れに遭遇しました。

目撃した乗組員から思わず「すげー」の声。瀬戸内の光る海面に約30頭のイルカの群れが現れました。

場所は松山市中島の北約2.5キロの海上。松山海上保安部の巡視艇「おきなみ」が12日午前10時半頃、パトロール中に遭遇しました。

巡視艇がスピードを落とすと、イルカは船のすぐ近くをまるで水中を飛ぶように軽やかに並走。10分ほど一緒に泳いだ後北上していったということです。

乗組員は「この海域でイルカの群れを見たのは初めてで驚いた」と話しています。

山口県下関市の「市立しものせき水族館海響館」によりますと、日本近海に生息するハセイルカとみられ、「船に興味を示して近寄ってきたのではないか」と話しています。

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