台湾有事に備えた住民の避難計画をめぐり、県が受け入れを想定している与那国町の糸数町長が17日県庁を訪れ、感謝を伝えました。
17日県庁で山口知事と面会したのは沖縄県与那国町の糸数健一町長です。
政府の計画では、台湾有事の際に与那国町の住民約1700人が佐賀県に避難することを想定しています。
面会では、糸数町長が避難先の佐賀県へ感謝の意を伝えたほか、「平時からスポーツ面や文化面で前向きなつながりを深めていきたい」と話したということです。
【沖縄県与那国町 糸数健一町長】
「何もなくて収まったときに100%、避難された方が島に戻ってくれるのか一抹の不安もある。いろいろな問題はこれから少しずつ解決に向けて協議していく必要がある」
台湾有事をめぐっては今年6月の九州地方知事会議で、沖縄県・先島諸島にある5つの市町村の住民の受け入れ先が決まっていました。
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