年金受給者などが安心できる年金制度の施行を国に求めて、長崎市で「年金一揆」と称した集会が開かれました。
「年金一揆」は年金受給者でつくる全日本年金者組合などが開いたもので、長崎市中心部で約30人が支給額の引き上げなど訴え声を上げました。
参加者
「年金の実質目減りが深刻、年金の抑制、削減では国民、県民の不安、不審は消えません」
参加者
「物価が上がっても年金は上がりません、これでは生活できません」
今年度は年金額が前年度から2.7パーセント引き上げられました。
しかし物価上昇率はこれを上回る3.2パーセントだったことなどから、参加者は「物価上昇にあった年金支給額の引き上げ」などを求めています。
全日本年金者組合県本部 森俊彦 執行委員長
「毎日の生活をどうやっていこうか考えている人が増えている」「もう少し生活できる年金にすることが大事」
参加者は非正規社員やフリーランスなど、若者の働き方が多様化し年金の支払いがままならない人もいるとして、誰もが安心できる年金制度が必要と呼びかけました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。