岩手県宮古市の高校生が自分たちで製造した缶詰に海洋ごみ問題に取り組むメッセージを添え11月17日、盛岡市内で販売しました。

販売会は、海洋ごみを減らす日本財団の取り組み「海と日本プロジェクト CHANGE FOR THE BLUE(チェンジ フォー ザ ブルー)」に参加している宮古水産高校などが企画。

17日は盛岡市のショッピングセンターで、生徒たちが自ら製造した缶詰を店頭で販売しました。

缶詰は三陸産のサバとイワシを使った2種類で「未来の海のために今できることを」というメッセージが書かれたラベルのデザインも生徒たちが手がけました。

生徒たちは、2023年5月から調査したという海岸に漂着したごみの種類や量などを説明するパネルを前に来店客に呼びかけ、用意した300個の缶詰は数時間で売り切れました。

購入客
「高校生の頃から偉い。こういった取り組みや気持ちを大人になっても続けてほしい」

宮古水産高校3年 佐々木大和さん
「水産高校の魅力を伝えるために缶詰販売を行っている。未来の海を守るための取り組みを知ってもらいたい」

高校ではこの取り組みを2025年度も続けていくことにしています。

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