日本人は恋愛に満足していないという結果が出た
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 フランスに本社を置く世論調査会社イプソスが発表した国際的な意識調査で、日本人の「恋愛や性生活」における満足度は、世界31カ国中最下位という結果が出た。最下位となるのは昨年に続き2度目。日本人は恋愛やパートナーとの関係性について「極めて満たされていない状態であることが明らかになった」としている。

 調査は世界31カ国の成人2万4269人を対象にインターネット上で実施された。「恋愛や性生活」「愛されていると感じること」「パートナーや配偶者との関係」の三つの項目について、満足しているかどうかを尋ねた。

 その結果、「恋愛や性生活」に満足していると答えた人の割合が、1位のインドとメキシコは76%だったのに対し、日本は37%で最下位だった。「愛されていると感じること」も、1位のコロンビアとペルーが86%だったのに対し、日本は51%にとどまり最も満足度が低かった。

日本の恋愛満足度に関する2023年と2024年の調査結果
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 「パートナーや配偶者との関係」についての満足度は、最下位こそまぬがれたものの、下から2番目の30位。最下位は韓国だった。

 日本人を世代別に見ると、Z世代は「恋愛や性生活」など2項目の満足度が、ベビーブーマーやミレニアルなどの世代と比べて10%以上低かった。ただ、「愛されている」という実感については、他の世代と大きな差がなかった。

 調査結果について、イプソス日本オフィスは「恋愛に関する感情表現や態度を明確に表すことが苦手という日本人の国民性も少しは影響しているのではないか」としている。【国本愛】

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