岐阜県本巣市の養鶏場で高病原性の鳥インフルエンザが確認され、県は11月20日未明、ニワトリおよそ1万5000羽の殺処分を終えました。

 県によりますと、本巣市の養鶏場から18日、「10羽ほどが固まって死んでいる」などと通報があり、遺伝子検査の結果、高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されました。

 県は20日午前0時40分、この養鶏場のニワトリ1万5356羽の殺処分を完了しました。

 今後は22日までに処分したニワトリを敷地内に埋め、施設を消毒するなどの防疫措置を進めます。

 東海地方で、高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されるのは今シーズン初めてで、県は10キロ圏内にある4つの養鶏場についても、ニワトリや卵などの移動を制限しています。

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