「市民の憩いの場となっている中島公園です。すぐそばに建設中の建物の一部が完成したということなので、見に行ってみます」（三宅 真人 記者）

　2025年6月完成予定の複合施設「ライラックスクエア」。

　札幌市中央区南10条西1丁目の旧ヤマハ跡地に建設中です。


　地上14階建てで、1階から3階まではフードコートなどが入り、4階から8階はオフィス。

　9階から最上階には札幌市で初めて「インターコンチネンタル」ブランドの外資系高級ホテルが入ります。

　その部屋が初公開されました。

　「ホテルの部屋です。大きいベッドですね。高級感ある家具も並んでいます」（三宅 記者）

　3人が宿泊できるスタンダードルーム。

　特別な時間が過ごせるようにと、こだわりのインテリアをそろえたといいます。

　全ての部屋にプライベートバーがあり、スイートタイプの部屋は13室。

　最上階14階の最高級の部屋は160平方メートルの広さです。

　「大きい窓です。景色が楽しめます」（三宅 記者）

　旅行者だけではなく、地元の人たちの利用も想定しているといいます。

　「最高級のサービスやフードを提供したい。札幌市民がホテルに来たら、札幌にいながら海外に来た感じを楽しめると思う。誕生会や結婚式などの顔合わせ、ビジネスのディナーでも使われるとうれしい」（インターコンチネンタル札幌 ベンジャミン ライトゲップ 総支配人）

　4階から8階のオフィスフロアは各階約900坪あり、札幌市では最大級の広さです。


　災害対策として非常用の発電設備や燃料などを備え、インフラが寸断されても14日間運営できることを目指しています。

　「壁一面が窓で豊平川の河川敷が広がります。気持ち良く仕事ができそうですね」（三宅 記者）

　オフィスからの景色も抜群。

　白銀の世界や新緑の季節、夏には目の前で花火も打ち上げられるなど、四季折々の風景が楽しめます。

　「いろいろな業種の企業から問い合わせが来ている。フロアの大きさや眺望、BCP(災害対策)に関心を持っているようだ」（アクサREIM 久留 朋樹さん）

　フードコートは市民も気軽に利用できます。

　豊平川に臨むテラスで楽しむランチなど、魅力的なスポットが新たに誕生します。

　「楽しみです」（札幌市民）

　「豊平川まで見えるなんてすてき。中島公園は貴重です」（札幌市民）

　中島公園エリアが、またひとつ変わります。

　複合施設「ライラックスクエア」は、2025年6月の完成予定です。

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