宮崎県小林市のバッティングセンターにホームランを打ち続ける男性がいます。
めざすは世界記録!男性がこれまで積み上げてきた記録とは?

創業45年、長い歴史を持つ宮崎県小林市の後楽園バッティングセンター。
プロ野球選手を夢見る子供たちからデートやストレス解消にという社会人まで、様々な人が訪れます。

打席に立てば、誰もが打ちたいと思うのが「ホームラン」。バッティングセンターを経営する年神英敏さんは、ここで出た「ホームラン」を第1号から全てノートに記録しています。
45年間に飛び出したホームランの数は『9057本』。

(年神英敏さん)
「最初からよく書き続けたと思いますすごく貴重な宝物ですよね。まさかこんな長く続くとは思いませんで、今となっては貴重な資料です。」

この中に「ある記録」に挑戦している人がいます。
宮崎県小林市の古賀孝助さん43歳。22歳の時に初ホームランを打ってからその魅力にとりつかれました。

古賀さんが挑戦している「記録」は、ホームランを毎月1本以上打ち続けること。
仕事が終わってから月に3〜4回通う古賀さん、4月までの記録はなんと185カ月!15年5カ月連続でホームランを打っているんです。

(古賀孝助さん)
「バットに当たって的に行くまでの放物線が快感というか気持ちいいです。続ける理由は周りのちょっと期待感とここのおじちゃんとおばちゃんのプレッシャーもありつつ続けています。」

取材した日、古賀さんはある『人』にホームランを捧げるためバットを振り続けました。
(古賀さん)
「4月6日に入籍に結婚したので、奥さんのために打ちたいと思います。」

ホームランの的までは50メートル、他のバッティングセンターに比べ距離が長いためホームランを打つのはとても難しいんです。

バットを振り続けること約2時間、530球を打った古賀さんでしたが、この日はホームランを記録することはできませんでした。

(Q.古賀さんでも打てない日はあるんですね)
「しょっちゅうですね。いい感じでは打てていましたが、的に当たらなかったですね。」
(Q. 今後の目標は)
「毎月ホームランは続けたい…そして年を取ってからでもホームランを打っていきたいです。」

これまで積み上げてきた古賀さんのホームランは463本。
目指すのは世界のホームラン王、王貞治さんの868本です。

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