走行する救急車=曽根田和久撮影

 鳥取県立中央病院(鳥取市)の救命救急センターが9月、消防の救急救命士が医療行為を行う際に同病院の医師から指示を受けるために設けている直通電話の電源を約16時間、消防に無断で切っていたことが25日、分かった。

 県病院局によると、センターの50代男性医師が9月11日、「電話対応がストレス。直接の対応を減らしたい」と院長に申し出たため、病院は同日午後8時ごろから、医師直通のPHS2機の回線を消防に連絡せずに遮断した。消防との間には他に固定電話1回線を設けており、翌日正午になって、固定電話に連絡してほしいと伝えたという。(共同)

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