23日、箕輪町の地域交流センターで開かれた体験会には、地元の子どもから大人まで15人が参加しました。

草木染めの材料には、紅葉の名所として知られる町内の「もみじ湖」で、10日ほど前に拾い集めた重さ4キロのもみじの葉が使われました。

参加者たちは講師の草木染め作家に教わりながら、思い思いにデザインを考え、白いハンカチにビー玉や割り箸をくるんだり、洗濯ばさみでつまんだりして準備しました。

そして、もみじの葉を漬けて色を抽出しておいた紫色の液に、ハンカチを浸して鍋で煮詰めていきました。

最後に好みで石灰液に漬け、差し色を入れるなどして2時間ほどで鮮やかなピンク色のオリジナルのハンカチを完成させました。

母親と一緒に参加した小学5年生の女子児童は「思ったよりきれいにできてよかったです。もみじで染まるのはすごいなと思いました」と話していました。

また中学1年生の女子生徒は「石灰液を使って緑になったところが気に入っています。地元のことを知る機会になりました」と話していました。

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