県は戸沢村が新たに設置する「集団移転対策室」に職員の派遣を行う方針を示した。派遣は2025年1月からで、国や県との調整役を担うという。
これは26日に開かれたことし7月の大雨災害の対策会議で県が明らかにしたもの。
たび重なる浸水被害にあってきた戸沢村蔵岡地区では、集団移転が検討されていて、村は2025年1月に集団移転対策室を新設する。
しかし、専従する職員が足りず、22日に加藤文明村長が吉村知事に対し、県からの職員の派遣を要請していた。
この要請を受け、県は職員の派遣に向け調整を進めていることを26日の会議で報告した。
(県総務部・岡本泰輔部長)
「蔵岡地区の集団移転に対する取り組みが迅速かつ円滑に進められるよう、戸沢村に対する1月からの県職員派遣に向けて準備を進めていく」
県は1月からの派遣に向け準備を進めていて、主な業務として国や県との調整役を想定しているという。
派遣期間や人数はまだ決まっていない。
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