社会や環境などに配慮した消費活動、いわゆる「エシカル消費」を学ぶイベントに参加した生徒が都庁を訪れ、「これからは環境にやさしい商品を選びたい」と感想を述べました。
11月15日に開かれたイベントでは、参加した中高生が、Tシャツ1枚を作るのに約2300リットルの水が使用されていることを学んだほか、新しい技術で水の使用を大幅に削減したエシカルな商品があることや、発展途上国の生産者の権利を守るフェアトレードの認証ラベルについて、専門家から講義を受けました。
また、グループ学習では、環境にやさしい素材を選び、「様々な場面で着られる」「長く使える」などをコンセプトにエシカルウエアを考案しました。
参加した高校2年生の男子生徒は26日、都庁を訪れ、「これからは買い物をする時に環境にやさしい商品だったりフェアトレードのマークを見ながら、商品を選んでいきたい。多くの人がそういう考えになればいいと思う」と話していました。
東京都は、民間企業や団体と連携しながら、エシカル消費を広めていきたいとしています。
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