原爆が投下されてから来年で80年となるのを前に、公明党は石破総理大臣に対して3月にニューヨークで開催される核兵器禁止条約締約国会議にオブザーバー参加するように要請しました。

公明党 斉藤代表
「核兵器保有国と非保有国の橋渡しをする。橋渡し役の一つの大きな手段としてオブザーバー参加すべきではないでしょうかという点を申し上げてきた」

 石破総理はアメリカの「核の傘」のもとにあるドイツがオブザーバー参加していることに触れ、「ドイツが参加に至った経緯や今どういった議論を行っているか、まず検証する必要がある」と応じたということです。

 公明党は「核兵器は二度と使われてはならないという規範を守るための正念場だ」として石破総理に要請書を手渡し、アメリカのトランプ次期大統領に核の実相に触れるべく就任後のしかるべきタイミングで広島と長崎を訪問するように要請することなども求めました。

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