プラスチックごみの削減につなげる取り組みです。

「ごみ出しに使えるレジ袋の販売が29日、福岡市のスーパーなどで始まりました。

◆記者リポート
「福岡市のスーパーのレジの一角には、通常のレジ袋の横に、一風変わったデザインの袋が置かれています」

見慣れないデザインの袋。

その名前は「ふくレジ」、ごみ出しにも使えるレジ袋です。

福岡市は毎年約2億6000万枚のレジ袋を焼却しているということで、レジ袋とごみ袋の機能を一体化させることで、年間30トンのプラスチックごみ削減を目指しています。

発売日となった29日、買い物客に聞いてみると…。

Qこの袋、ご存じですか?
◆買い物客
「知らないです」

多くの客がエコバッグや通常のレジ袋を使っていましたが、取材を続けていると、店員と談笑する女性の姿がー

◆買い物客
「これ初めて聞いて、便利ですわよ!だって、このまま入れてごみに出せばいいわけでしょ?便利です」

初めて聞く利便性に興奮気味の女性は「ふくレジ」に肉を入れて帰路へとつきました。

◆福岡市 収集管理課 千綿啓介課長
「これがそのままごみ袋としても使える。(利便性を)感じていただきたい」

「ふくレジ」は、10リットルが1枚10円、15リットルが1枚15円で、市内のスーパーやコンビニエンスストアなどあわせて930店舗で順次販売されます。

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