岩手県が県北地域向けに開発したコメの新品種「岩手141号」の栽培が2025年から本格的に始まるのを前に、生産者向けの説明会が11月28日に久慈市で開かれました。

説明会は生産者にコメの新品種「岩手141号」の特長や味について知ってもらおうと県が企画したものです。

28日は県北地域の生産者など約30人が参加しました。

新品種は「銀河のしずく」と生育が早く寒さに強い品種をかけ合わせたもので、県北地域で栽培されている品種「いわてっこ」に比べると稲が倒れにくく粒が大きいのが特長です。

また28日は新品種の試食も行われ参加者たちは「いわてっこ」と食べ比べをして味の違いを確認していました。

生産者
「全然違いますね、もちもち感とか。『いわてっこ』より柔らかい感じがあって食べやすいし甘みも感じる」

県久慈農業改良普及センター 勝部和則所長
「沿岸北部あるいは県北部から、おいしいお米が出せるということで注目いただけるのかなという期待がある」

新品種「岩手141号」は2025年から本格的に栽培が始まり2月にはブランド名が発表される予定です。

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