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 国会では野党が代表質問で攻勢を強めています。企業・団体献金を巡る石破茂総理大臣の答弁を「ふてほど」と批判しました。

■来年夏の参院選で“裏金議員”公認は?

立憲・辻元氏が批判 この記事の写真

 2日目の代表質問に臨んだ石破総理。立憲民主党の辻元清美代表代行は総理の答弁の態度に苦言を呈しました。

辻元代表代行
「きのうの本会議で総理は、企業・団体献金のことを質問されて何かむっとして答弁されたように見えるんですね」

 辻元氏が指摘したのが、この場面です。

やじ“にらみつける”石破総理 石破総理(2日)
「個人献金も企業・団体献金も違いはございません。我が党としては…」

 激しいやじに対して、にらみつけるかのような表情を浮かべました。

新語流行語大賞の言葉を使い批判 辻元代表代行
「国民も不信を抱いているんですよ。それを批判して、その答弁むっとして答える。これこそ『ふてほど』。『不適切にも程がある』んじゃないですか。きょうは総理、ぜひさわやかにお答えいただきたい」

 辻元氏は新語流行語大賞の言葉を使い批判しました。

石破総理
「政党として避けなければならないのは献金によって政策がゆがめられることです。個人献金も企業・団体献金も違いはなく、わが党としては企業・団体献金自体が不適切とは考えておりません」 参院選の“裏金議員”公認問題は?

 さらに辻元氏は、来年夏の参議院選挙における、いわゆる“裏金議員”の公認問題についても追及しました。

辻元代表代行
「総理は『衆参で違う対応をすることはございません』と述べ、参院選でも同じ基準で非公認の判断をする考えを示しました。この考えに変わりはないですか」 石破総理
「参議院通常選挙における公認・非公認の判断について違う対応を行うことは現時点では考えていません」

 党から処分され、説明責任を果たしていない議員については、非公認とすることもありうるとの考えを示しました。

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■政治とカネの問題 総理「ルールを順守する」

■政治とカネの問題 総理「ルールを順守する」

政治とカネの問題を追及

 午後は衆議院に場所を移し、立憲民主党の小川淳也幹事長が政治とカネの問題に切り込みました。

小川幹事長
「総理は党首討論で、一連の裏金を不記載と強弁しました。単なる不記載なら記載してください。できるものならやってみてください。書けないではありませんか。書くつもりもなければ、備えもない。それを裏金と呼ばずして何と呼ぶんですか」 「ルールを順守する」 石破総理
「大切なことは二度とこのような事態を繰り返さないということです。政治とカネの問題には厳しい姿勢で臨み、ルールを徹底的に順守する自民党を確立をしていきます」

(「グッド!モーニング」2024年12月4日放送分より)

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