地震や豪雨からの復興を目指す石川県を応援する物産展が、名古屋市中村区の名鉄百貨店で始まりました。
カニやノドグロなど日本海の海の幸がてんこ盛りのお弁当に、ソフトクリームにトッピングされているのは加賀麩と金沢の和菓子店のあんです。
なかでも注目は、七尾市の網元のカニを使った「カニ汁」は、優しい味噌の風味に、カニのうま味がギュッと溶け込んで、身も心も温まります。
2024年1月の地震の直後には、炊き出しでも提供したといいます。
鹿渡島定置の高橋洋一代表取締役:
「ちょうど寒い冬の時期だったので『あったまるよ』とか言葉をいただいて。勇気づけるためにきました」
全国のご当地バウムクーヘンの大会で優勝した「能登塩ぶるべりばぁむ」は、米粉やブルーベリーなど、材料はすべて石川県産です。
客:
「少しは役に立つかなと購入させてもらいました。なかなか温泉とか行けないので、風味だけでも味わって」
名鉄百貨店の担当者:
「石川の食がおいしいと知っていただいて、石川に足を運んでいただくきっかけになればなと」
能登半島地震からまもなく1年。この物産展の売上の一部は被災地の支援に当てられます。
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