日本時間12月5日に日本酒などの「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録されました。岩手県内の酒蔵でも喜びの声があがっています。
創業1684年の県内最古の酒蔵・紫波町の吾妻嶺酒造店では、5日も古くから伝わる酒造りが行われています。
日本時間の5日未明、ユネスコの政府間委員会で「伝統的酒造り」の無形文化遺産への登録が決まったことを受けて、こちらでも喜びの声が聞かれました。
吾妻嶺酒造店蔵元 佐藤元さん
「日本の伝統的酒造りが世界の皆さんに広く知れ渡るのは本当にうれしい限り」
日本の「伝統的酒造り」は杜氏や蔵人などが「こうじ菌」を使い、気候や風土に合わせて築き上げてきた酒造りの技術で、日本酒や焼酎などの製造に受け継がれてきました。
今回の登録決定を受け南部杜氏協会の梅澤努会長は「全国の杜氏や蔵人が喜んでいると思います。今後も長く愛される酒造りをしてまいります」とコメントしています。
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